2017-02-10

フランスの港町 Dieppe

ご無沙汰しております。Iです。
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
クロニクルの阪急催事は盛況のうちに終わったと報告をもらっています!
ご来店くださったお客様は楽しんでいただけたでしょうか?

さて先日、
フランス北部ノルマンディー地方のDieppe(ディエップ)という町に行ってきましたので、
少し紹介したいと思います。
シャルルヴィルから車で4時間ほどのこの町は、
11世紀から港町として栄え、ヴァイキングもいたそうです。
入江には漁船がずらりと並び、港町らしい風景を楽しむことができます。

ディエップはパリから一番近い海水浴場でもあり、
夏のバカンスでは多くの人で賑わうようですが、
なんせ冬ですから、少し閑散としている感じもありましたが、
時間がゆっくり流れているような穏やかな日を過ごすことができました。

初日は珍しく良い天気に恵まれたので、丘(崖?)の上にあるChâteau-Musée de Dieppeへ。
シャトードゥミュゼは古いお城を美術館として解放しているそうです。
まずは標識を辿って坂道を登ります。
すれ違う人もなく、道を間違えていないか一人でドキドキしながら、朝の登山です。

坂道を抜けると、ディエップの街を一望できる見晴台がありました。
波の音と教会の鐘の音だけが街に響いていて、なんとも絶景です。
でも寒い!汗

見晴台にはいくつもの大砲が設置してありました。
ディエップは第二次世界大戦の時、激しい戦場になった場所でもあります。
舞台は少し違いますが、同じノルマンディーの戦いを描いた
映画「プライベート・ライアン」を思い浮かべながら・・・
しみじみ。

さて美術館へ。こちらは入り口です。
入館すると早速、受付の方に「寒いからドアはちゃんと閉めて!」と怒られちゃいました。汗
そんなこんなでチケットを買い、いざ観覧です。

こぢんまりとした美術館ではありましたが、
様々な画家が描いたノルマンディーの海の風景画から始まり、肖像画や、抽象モダンなど
時代ものから近年のものまで色々な作品がありました。
こういう時にフランス語がもっと読めたら・・・と日頃の勉強不足を痛感です。

美術館の窓に切り取られた景色も、まるで絵のようで素敵でした。
本当に時間が止まっているかのようです。

写真の奥側が崖になっていて、その上にChâteau-Musée de Dieppeはあります。
手前は海沿いにある屋外プールです。
冬でも人が泳いでいましたが、温水なのでしょうか?謎です。

翌日は土曜日だったのでマルシェへ。
あいにくの雨でもマルシェは通常運転です!
果物屋さんや、花屋さん。美味しそうなお惣菜屋さん。。。
土曜日にはどこでもこのような市場が開催されていて、
皆んな買い物袋を下げ、一週間分の食材やら生活用品を購入しています。
フランスに来てからはマルシェは見慣れた風景でもあり、何となく安心感があります。

ディエップはイギリスに近いので、
アーコールチェアや古いアンティークがあるのではないかと内心期待していましたが、
残念ながら今回はそのようなお店を見つけられませんでした。。。

さて、グダグダとした文章になってしまいましたが・・・Dieppeレポでした!
皆様も機会がありましたら是非ディエップに足を運んでみてくださいね。

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