ダリ展とポールスミス展
こんにちは
毎日暑い日が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日『ダリ展』と『ポールスミス展』。
とっても魅力的な2つの展覧会がすぐ向かい合わせで開催されているとのことで久しぶりに京都に行ってきました。
学生時代を過ごした事もあり京都は思い入れのある大好きな場所。
しかし暑いです、京都。
まずは京都市美術館で開催されている『ダリ展』から
ここに来るといつもこの情緒ある建物に圧倒されます。
大学時代の卒業制作、私が通っていた大学はこちらでお披露目させていただいていたのですが
今思うととても恵まれていたなぁと思います。
さて、現代アーティストの先駆け的な存在サルバドール・ダリ。スペインの画家です。
彼の展覧会は日本では約10年ぶりということでたくさんの人が来場していました。
ダリにそっくりということで宣伝用のポスターにはルー大柴が起用されていました。
キャッチコピーは『あなたもきっとダリになる』…
唯一撮影オッケーだった作品『メイ・ウエストの部屋』。
赤い壁に2点の絵が飾られ、中央には暖炉、手前に赤いソファが置かれており
これは角度を変えて見るとハリウッド女優のメイ・ウエストの顔になるそうです。
メイ・ウエストの唇にダリが座りたいと思い作られた作品だそう。
ダリといえば『シュルレアリスム』と言われる主張の絵が多い印象ですが
それ以前のキュビズムな印象の絵やコラージュや版画、彫金など様々なテイストの作品が
お腹いっぱいになる程たくさんお披露目されていました。
ごめんなさい。画像がないとけっこう内容忘れてしまいますね。(笑)
さすがダリ、重〜い印象のものばかりでなく、キュンとなる様な可愛らしい作品まで幅広く紹介されていました^^
次に目指すはこのとてつもなく貫禄のある鳥居を挟んで向かいにある京都国立近代美術館。
個人的には分かりやすく楽しい雰囲気でこちらの『ポールスミス展』に大興奮してしまいました。
展示内容は服のコレクション紹介ではなくポールスミス自身のワークスタイルや趣味、アイデアの源、
『PAUL SMITH』の軌跡が紹介される内容でした。
会場に入ってまずは壁一面に絵や写真がずらり。
ここに飾られたものは普段は彼のオフィスに飾られているコレクションのごく一部だそう。
とにかく膨大な量でかなり時間を費やして見入ってしまいました。。
こちらはPAUL SMITH初めてのパリコレの会場。
パリのホテルの一室をショールームにした際のイメージ。
シャツ6枚とニット2枚 ジャケットとパンツも2点のみ。
最終日の夕方に初めてお客様がたった一人来ただけ
それがPAUL SMITHのはじまり。
うーん感慨深いものがあります。。
彼のカラフルなんだけど大人っぽい色使いに魅了されます〜。
こちらはロンドン、コヴェントガーデンにあるデザインスタジオを再現した一角。
ポールの代名詞であるストライプ柄もこのデザインオフィスで生み出されている。
ポールスミスのショップですがそれぞれ個性を持ち、なんらかの方法で元々の環境を反映させる様デザインされているそうです。
同じブランドでも内装が全然違うので各都市に行った際は巡ってみるのも面白そう。
そういえば、京都三条店は町屋づくりで世界や日本の他の店舗とは全然違っていますもんね・・。
evianとのコラボ。
私も当時カッコつけてこれを買いました。ただの水なのに、、、まんまとポールマジックに。
その他ライカカメラや『MINI』など様々なメーカとのコラボレーション商品が並んでいました。
終盤には服のコレクションも。
クラシカルな中にもモダンが取り入れられたデザインが素敵なPAUL SMITH。
ここではレディースは華やかな色や柄ものが飾られており
おそらく私には上手く着こなせないのですが見ているだけでドキドキでした。。
最後にはポールスミスの服に使用されるボタン7万個を使って作られた壁。
ポップで遊び心あるポールらしい1シーン。
初めての小さなショップやショールームなども紹介されていましたが
この展覧会についてポールは
「小さなことから始めて徐々に進んで行けばいい」と
クリエイティブを目指す若者たちに自分の夢に少しでもポジティブになって
帰ってほしいとの思いがあると。
彼のイメージする若者に該当するかは分かりませんが、、
ポ、ポールさん!!私もポジティブになりました!!
みなさんも是非!(展覧会、終わってますが!笑)
このポールスミス展ではスマホを使って音声ガイドを聞く事ができたり
自由に撮影する事もでき、知識の少ない私もじっくり楽しめる展覧会でした。
しかし、展覧会はしご。。満喫した分、けっこー疲れました^^;