2016-12-23

買い付けで見る風景 -flea market-

さて、今回は買い付けで見る風景『Flea Market』編です。
10月のイギリスのMarket記事や、フランス在住のIが先日書いてくれたベルギーの蚤の市と同じく。になりますが、改めて写真で比べるように見ると地域によって雰囲気が全然違って面白いなと^^
今回はアメリカのフリーマーケット画像を抜粋しますね

アメリカのフリーマーケットはとにかく陽気な雰囲気と明るく爽やかな空気感が魅力的です。
スタジアムや空港で開催される大きなマーケットから、街のStreetで散歩がてらふらりとめぐれるようなものまで毎週末様々なアンティークマーケットが開催されています。

もちろん私はバイヤーとしてお宝を探しに現地に行ってるのですが、
商品に限らずマーケットを満喫しに来ている人々を観察するのも一つの楽しみなんです。
ディーラーもバイヤーもみんな気取ることなくラフな出で立ちで、
その気の抜けた感じがとてもカッコよく憧れます^^
大人のオーバーオール率高めです。。

アメリカ人のそれぞれ個性や意思が強く、自分は自分!といった凛とした姿に魅了されるのですが、
いざ言葉を交わすととても丁寧で、相手の気持ちを尊重してくれる人が多いような気がします。
ヒスパニック系の人も多いからでしょうか、みんな明るく愛嬌たっぷり、ファンキーな方も多いです^^
何歳になっても全力で楽しむぞと言わんばかりの無邪気さを持った大人(それも自分より年上であろう人たち)を見ていつも刺激と元気をもらうのです。
少し関西人に通ずる感じ、あり○

大きいマーケットは日が昇る前からスタートし、夕方前には終わるのですが
10時間ほど座ることなくひたすら会場を練り歩きます。
Chronicleらしい定番的に人気なアイテムはもちろんですが、
毎回、少し視点を変えて新しいアンティークに出会うぞと意識して探します。
それぞれのお客様のリクエストや、お好みの物をヒントにじっくりと。
内心は誰かに先越されないかと焦りながらですが。。

私が「ついに見つけた!」と言う物は他の現地ディーラーからは見向きもされず
全く理解不能なものを取り合っているシーンを見かけることも多く、
「???」と感性の違いを痛感する事もあります。

また現地では日本の骨董もすごく人気なようで私が日本人だと分かると、日本の器や人形、本などを扱っているディーラの方に『これは何年代の物?』などの質問をされたりします。(恥ずかしながら分からない事がほとんどですが…) その中には『いや、それはおそらく中国のものです。。』という事も 笑

大体のマーケットでは家具や雑貨、洋服など様々なジャンルのアンティーク&ヴィンテージが売られており、いつも早めに仕事を終わらせて自分の家のインテリア雑貨やお洋服も探したいなと企むのですが、実際は時間は一瞬で過ぎ、Chronicleの商品を探すだけでも時間が足りないくらいです。

そして只今、低レベルな英語力を武器につれて帰ってきた子たちをお披露目できるよう準備に励んでいます^^
2/1~2/7に阪急梅田本店10階で開催される『スークな乙女蚤の市』や、同フロアギフト雑貨ハウス内常設スペースに一斉に並ぶ予定ですので、是非みなさまお誘い合わせの上、遊びにお越し下さいませ^^

関連記事